設定を練って、物語の矛盾を摘んでいくこと。それは作者にとってのキャラクターもとい登場人物への愛であり、我が子への情熱と言えるでしょう。
盾の作者は読者の価値観の押し付けに対し、非常に迷惑であるとして警告を出されているように読み取れましたが、質問主様にとって引っ掛かりを覚えるのはその作品に対する向き合い方。何故、我が子愛する、愛された数々の小説の中で、いい加減な盾が世に広まっていくのか……怒りに震えていることでしょう。
心配ありません。一生寄り添うファンがいるはずもなく、ただ目の端へと流れ、歴史に呑み込まれていくだけです。
質問主様はただ、我が子を愛し、育めばよろしい。そして、子を英雄とし、寄り添ってくれたファンの胸に永遠に生きてもらえればいいのです。
小説家、作家とは英雄を生む偉大なる神。唯一神を目指す絆にして孤独な道。振り返っている暇はありません。