大野さん、いつもお世話になっております。今回もお疲れ様です。
>プロットとしてはかなり初期段階の物のようにも見えます。今後の制作を楽しみにしています。
いきなり後ろの方から引用するのですが、そこまで形になっていないわけではないです(汗)
むしろ後ろまで出来上がってきた後で「この子を工夫もなく仲間にして読者の方に納得してもらえるかなあ」と不安になったから相談したという形になります。
(逆に言えばこの問題が解決すればスケジュール管理が大きく楽になるということでもありますけど)
>俺の印象としては、エリザベートの行動は『追い詰められたが故の暴走』と言う風に見えました。
魔法使いであっても単身で魔物の群れに拘束されれば簡単には脱出できないです。
物理アタッカー系の種族であっても対魔法使い戦の訓練を積んでいる戦士がいないわけではないと思いますから。決して無傷で勝てる戦いではないはずです。
>注意点としては、リザードマンを善性・或いはギャグ味のある可愛らしいキャラとして描かない事、ですかね。まあわかってるとは思いますが、読者が『リザードマンに感情移入』してしまった場合、一気にエリザベートが悪役になりかねません。
そうですね。ここは私自身も心配していたところです。
設定を作っている時に「これって一歩間違えたら女版デラックスファイターになりえるよな」と思うことも、実はこれまで何度かありました。
一応主人公の視点ではリザードマンはこれまでの訓練で「人型魔物の中では特に警戒するべき敵」と認識されています。
他にも盛り込む展開として考えているものとして、エピローグで主人公の仲間が目的地の村人と一緒に助けに来た際に村人から
「お前さんが村に来たらリザードマンを退治するようお願いするつもりだった」「あいつらが勢力を拡大したせいで鉱山に近づけずに困っていたから助かった」
と主人公とエリザベートに感謝するというシーンもあります。
(ちなみにエリザベートが巫女として君臨していたことは、主人公が気遣いで隠します)
つまり目的地の依頼を一足先に達成していたという話です。
一応主人公がリザードマンの害に言及する描写を多く盛り込めば、多少粛清が惨くても読者の方々からの印象は変わると信じたいです。