うーんと、先に書いて置くとね。
他のジャンルはともかく、小説、特にラノベなどのエンタメ小説では『主人公』や『ヒロイン』のキャラクター性・活躍・成長が重要であって、設定や世界観は二の次なんだ。
で、それについてスレ主さんが何を思っても良いんだけど、ただし、『無い需要は無い』と言うのが現実なのです。
という訳で、『俺はそれでも世界観や設定が作りたいんだー!』と仰るなら、そもそも小説/ラノベ以外の物を作る事を目指した方が良いかも知れない。
ゲームとか、漫画とか、TRPGのルールブックをオリジナルで作る、とかね。
さてその上で。
まず第一に、ここは小説家志望の集まるサイトなのでこっから書くことは、基本的に『小説前提』の内容になります。
上述の通り、『需要』の本命がストーリーやキャラ性であるので、設定面に関しては所謂『設定厨』とか『オカルトマニア』『歴史好き』みたいな人々以外はそこまで気にしていないです。
で、しかも、どれだけ対抗策を講じても、ある程度有名になればアンチは湧きます。連中は基本的に『誰かを殴り帯から難癖付けてる』だけであって、『気に食わないから殴ってる』訳じゃないですよ。
特に日本人にありがちな傾向ですが、『自分は正しい側に居たい』とごくごく無意識のレベルで思っているので、事実に関係なく、ちょっとでも問題ありそうなものを見つけると、大騒ぎして文句言いたがるんです。大して知りもしない芸能人のゴシップで盛り上がるアレですね。
前置きが長くなりましたが、それでも世の中にはちゃんとした評価をくれる人も居ます。
逆に言えば、『ちゃんとした評価をくれる人』以外に関しては大して手の打ちようがないです。まあ、精々サンドバッグにされないように、各所に対して丁寧な対応を心がける程度でしょうか。
で、肝心の『ちゃんとした評価をくれる人』対策ですが。
まあ、設定面に関しては『矛盾が無いように作る』くらいの事しか言えませんね。
上にも書きましたが、ラノベ読者の大半はそこまで設定・世界観には興味ありません。ハルヒが一般人に興味ないのと一緒です。
そういう訳で、酷評されることも良評価を貰う事もあんまりないでしょう。矛盾なく作ってさえいれば。
ちなみに、『どうしても褒められたい!』という強い承認欲求をもてあましているのであれば、『クソみたいに奇抜・ぶっ飛んだ基礎法則がある世界観』を作った上で、矛盾なくまとめ上げれば一定の高評価を貰えると思いますよ。