小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:魔法の掟についての返信 投稿者: ヘキサ

ローファンタジーで、わりといい魔法使いの集まりみたいですね。

黎鴉さんの例だと若干ちょっと掟の理由が曖昧な感じがするのですが、
(”世界の理”の部分が特に曖昧に感じました)
私は「治療魔法を使いすぎてはいけない理由」にとても説得力のあるものを聞いたことがあります。
それは「本人の自己治癒能力を促進することになるため、それだけ傷を負った者の寿命を縮めてしまう」から、という設定でした。
同じ理由で「加速の魔法」も多用はNGとなっておりました。

あとですね、本来ゲーム的な魔法使いは真理の「探究者」(黎鴉さんの仰る「守護者」ではないことに注意して)として、知識に貪欲でないと務まらないんです。そうしないと新しい魔法が身につかないから。

そのため、知識欲が旺盛すぎて善悪でいくと悪側に傾くことがけっこう多いんですよねー。なので「悪役にどういうルール違反タイプが多いのか」「それで実際にどう困っている人が多いのか」を先に作ってから「それをしてはいけない」としたほうが自然です。ルールってのは、ないと悪いことをする人が多くて困るからできるものなんで。

黎鴉さんの世界観では、ほとんど魔法が開発されつくされていて、いわゆる「禁じ手」も出尽くしているような感じでしょうかね。
とりあえずできる魔法をあげてみてから「この魔法はこういう理由で使っちゃダメ」とひとつずつ決めてみるのもいいですよ。だいたい、犯罪に使えるものはダメということが多かったり。
テレポートの魔法なんかは「よく見知っている場所」でないと土の中とかに転移してしまって危険だから、というのがお約束だったりしますしね。

だいたいの魔女っ子は「使えること自体が秘密」ですが、それはやっぱり、便利な魔法が使えることを知った人達が利用しようと押しかけてくるか、もしくは危険人物だとみなされて魔法使い全体が弾圧される可能性があるから。悪い魔法使いを放っておけないのもだいたいその理由。

でも、悪い魔法使いにもそれなりに理由があったりするもんですよ。さっき言ったように「最初から使えるわけではない、いろいろ修行したり研究したりして新しく身に着けないといけない」場合は、その貪欲な姿勢がなければ務まらないんです。そういった「先人たちの知恵を魔法使いの学校なんかで要領よく教えてもらっている若造どもにその苦労がわかるか!」的な感じで自分を正当化してくる魔法使いもおりますから、黎鴉さんの世界の魔法や魔法使いの「歴史」がどんなものなのか、も考えてみるといいかもしれませんね。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「魔法の掟について」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ