>読者に受けるかどうか
ハートフルコメディが好きな人にホラーを書いて見せて「読者に合うかどうか」と言うのはアホだとわかると思う。
このホラーを書いた人が考えるべきことは、何が好きかわからない大多数の人の好みに合わせるのではなく、ホラーが好きな人のために書くってこと。
これは、書いたものに「ホラー」というラベルが付くんでわかりやすい話だと思うし理解できるものと思う。
自分で書いた作品には「ここが面白いんだ」というものがある以上、そこに「ホラー」や「ハートフルコメディ」といったラベルがついてないだけで、同じ話だって考えてみてください。
再三、偉そうな口ぶりをしてしまうけども、
ちゃんと読者を見て。
面白さが読者に伝わるかどうかの心配はすべきだけど、ウケるかどうかは、そもそも一般大衆ウケするネタで書かなかった時点で勝負の場所はそこにはないと思うよ。
読者に寄せるのも大事なことだけど、それはネタを作るタイミングのプロットでやることだから、推敲の段階に入ったら「読者に合わせる」ことはもう気にしちゃダメじゃないかな。
作者が考えた「面白い」が理解できる相手に、そのうちどれほど多くの相手へと伝えられるか、が問題だと思う。
「合わない」だろう読者候補を気にする段階はもう過ぎてるので、もはやそこは考えてもしょうがない事です。