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タイトル:駄作だなあと思う小説とは?の返信 投稿者: ドラコン

 ドラコンと申します。「さすがにこれは『駄作』だ」と判断せざるを得なかった例を三つ上げます。いずれも「反面教師」ですね。

1、表紙(題名、表紙絵、あらすじ)と、本文にズレを感じるもの。

『後宮双妃の救国伝 ~ふたりの妃は喧嘩しながら国を救う~ 』(柳なつき、メディアワークス文庫)
https://books.rakuten.co.jp/rb/16497162/?l-id=search-c-item-text-02

 リンク先の通り、表紙絵がコミカルで、題名・あらすじから「ダブル主人公モノ」との印象だった。そのため「『喧嘩するほど仲が良い』二人の主人公が協力し合いながら、国を救う」との、コミカル路線の話を期待した。しかし、実際には、副主人公が正主人公を一方的にイジメているドロドロ路線、活躍は正主人公のみで、副主人公の出番はほぼない、そもそも国の危機自体がご都合主義でよく分からなかった。

2、世界観に合わない描写が散見されるもの。

『後宮の月は、南天に舞う 臥龍(がりょう)城の奸臣』 (柏てん、PHP文芸文庫)

中華時代劇風ファンタジーで、『論語』をはじめ漢文を読み下しで多数引用している。にもかかわらず、「メートル」「ホットライン」「タイミング」といったカタカナ語が散見される。コミカル路線ならまだしも、真面目路線でカタカナ語の散見は、興醒めである。

3、テーマやストーリーが全く理解できないもの。

『偽りの神仙伝―かくて公主は仙女となる 』(鳥村居子、二見サラ文庫)

文章が分からない箇所が多い。一応、テーマは「病弱な姉を護ること」「唐の玄宗皇帝対神仙の代理戦争」とのこと。ただ、両方共出てくる必要性が感じられなかった。オチもないし、プロローグにもなっていない。一読して、「一体何をしたかったのか?」が正直な感想。

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