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タイトル:なろうからプロになるために必要な資質、なろう適正とは?の返信 投稿者: サタン

その通りだろうなと思います。
大前提として「面白いものが書ける」という事が必須ですが、
極端に言えば、テンプレをテンプレ通りに書いていくことが求められます。
これは創作家としては認めがたいものですが、良い面も多くあり、読者の目線から考えれば、つまりテンプレは内容がある程度決まってるわけですから「期待しやすい」。そして当然ながら「その期待に応えてくれやすい」という「安心感」が大きなメリットとなっています。
これを裏切ることは、すなわち「我を出す」ことは期待を裏切る行為に近く、作者が「良いものを・面白いものを」と思い工夫するほど読者は離れやすい。

もちろん、似たようなのを読んでも面白くないので差別化は必要でしょうし、強い個性を持った人気作というのもあるでしょう。
全てにおいて「こうだ」と言う話ではありませんが、基本的あるいは基礎的な「型」として考えると「テンプレに逆らうな」という事が言えるかなと思います。

とはいえ、テンプレと言っても表面上に見えるだけの「テンプレ展開」を指してるわけじゃなく、「テンプレのノリ」と言ったらいいか、ちょっと言葉が思いつかないのですが……えーと。
例えば「死亡フラグ」というテンプレがあるけど、これは別に「この戦争が終わったらオレ結婚するんだ」ってセリフを入れなきゃいけないわけじゃない。
「このキャラは死ぬんだろうな」と思わせられれば「死亡フラグのテンプレ」は実現できる。
そういう「流れ」がテンプレに沿っていれば、という話ですね。
まあ要するに王道か。

余談ではあるけども。
「新人賞」ではテンプレほど避けられるもので、テンプレから一歩二歩先に出るようなオリジナリティ、そういう「我」を出さないと新人賞で受賞するようなことはまず無いでしょう。
そうした飛び抜けた個性が欲しくて新人賞を開催してるわけだし。
作品に求められる質の方向性が違うので、新人賞であまり良い成績を残せない人、なろうで読者がつかない人などは、求められる窓口を変えてみると良いかもしれません。

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