お久しぶりです。若干掘り返すようですが、気になるので返信をば。
コオロギは草食だから蠱毒をやるのは無理なんじゃ……。という無粋なツッコミはさておいて。
一番手っ取り早いのは、『偽証』じゃないでしょうか。
主人公が皇后である以上、権力者であって、それを追い落とそうとする『誰か』が居るはずです。
作中設定にもよりますが、普通立場のある人間を裁判にかけるためにはそれ相応の手間がかかる訳ですから、『怪しいから裁判にかける』よりも『追い落としたいと思っていたら怪しい行動をしていたから裁判にかける』方が自然かな、と。
逆に言えば、『蠱毒・呪詛』のリアリティを出すために、何らかの偽装工作をしている人が居れば手っ取り早い訳で。
そこをネックにして、『全部まとめてこいつらの仕業だ』としてしまうのが手っ取り早いかなぁ。
コメディ風にやるのであれば、
『胡散臭いインチキ呪術師が証人台に立って、「蠱毒が行われた形跡がない」という』→『そもそもこの呪術師が信用できないと却下される』→『次は胡散臭い動物学者が出てきて、証言』→『胡散臭いから却下』→『もう少しで有罪判決のタイミングで偽証の証拠が見つかる』
とかですかね。
ドタバタコメディーな裁判を考えられているんだったら、三谷幸喜の映画の『ステキな金縛り』を見ると良いかも。
何かの参考になれば幸いです。