せっかく「大きな街」を舞台にしているのですから、そうである理由、例えば
主人公或いは敵のたまり場・アクションの前の準備・人間関係等を描写するとか、
その大きな街ならではの生活風景、街の光景なども描写してはいかがでしょうか
ざっくりと「作品世界に引き込む」という言葉からもう少し踏み込んで、
「作品の舞台に引き込む」「キャラクターを立たせる」というやつです
アクション小説といいつつ、アクション部分だけがお話の中で重要な部分ではないと
思います
ストーリーが同じというよりは、「敵が来てはやっつける・自分達の方から
挑んでみる」というのは万人受けし理に適う、いわゆるアクションの王道パート
でしかないと思います
その王道に結びつけるまでの筋書き如何によって、話の筋というのもまた変わって
きます
単調やストーリーという言葉で済ませてしまわずに、もう少しそこまでの細かい筋道
も辿る視点を持ってみると、自分の作品としてのストーリーはなんなのか、という
具体的な条件を考えられるようになると思います