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タイトル:作品を完成できない。駄作を書く勇気がない。の返信 投稿者: サタン

そりゃおそらく、主人公の話を考えてないからでしょう。
「魅力あるサブキャラの話」を作ってるのでは?
だったらサブキャラの一人にスポットを当てて書けば良い。

でもおそらく、そうしたらそれはそれでスポットを当てたとたんに魅力がわからなくなる、という事になるんじゃないかなと思う。
なので、最初の話に戻る。
そりゃ「主人公の話」を考えてないからでしょう。
何故そう思うのかというと、「主人公の話」なんだから、まあ極端に言えばこれって「主人公が活躍する話」なんですよね。戦闘にしろ人間関係にしろ、ジャンルは問わずそうでしょう。
言い換えれば「主人公の魅力を書く」ってことなのに、主人公に魅力を感じないってどういうこっちゃ? という話です。
「主人公に魅力を感じないから書けない」のではなくて、そもそも「主人公が輝く展開、物語を作っていない」のが問題なのでは。
主人公が輝く話を作れば、のび太のようなダメ人間だって魅力的になるでしょ?
「魅力がない」のではなく、「それを引き出せていない」のが実情ではないかなと思います。
そして魅力を引き出すための物語、主人公主体の物語を作っていない、というのが実際じゃないかなと思います。

とは言え。
別にそれが悪いわけでもありません。
5年10年ほど前の作品では、「個性的なサブキャラが動き回る」「無個性な主人公」というコンセプトの物語が流行りました。
この場合、無個性であることが個性なので、ツッコミ役に終始するような常識人の主人公と面白おかしく動き回りトラブルを持ってくるサブキャラたち、という形で物語が成立していました。
この場合、「サブキャラの話」を「主人公視点から語る」という構造になるので、そうしたコンセプトで考えてみるのも良いかもしれません。

でも多分、サブキャラを主体に考えたら考えたで今度はサブキャラの魅力がわからなくなると思うので、おそらく「主人公主体の物語を作っていない」という問題のほうが本質ではないかなと思います。
ようするに「メイン」あるいは「主旨」というものの把握が完全ではないのではないかなと。
メインが完全ではないために、側面であるサブがよく動く(というか動かして補完してる)のであって、サブが良く動くというのも結果的にそうなってるだけではないかなと思う。

それと、かなりキツいことを書いてしまうけど、
>書こうとすると、これは面白くないから、完結していないから、ネタのオリジナリティがないから、など色んなことが頭によぎって苦しいです。
正直、それは「書かない言い訳」でしかないでしょう。
要するに書くのが面倒臭いだけでしょ。面白いか面白くないか、書く前からどうしてわかるのか。オリジナリティが無いなどと、完成品を比べてもいないのに何故そう思うのか。
そもそも「書く前から物語の全容がわかる」のなら、書き始める前に物語を試行錯誤すりゃいい話。
そのためにプロットというのがあるのだから。

人の脳というのは習慣で学習していきます。
執筆しようとして「どうせ上手く書けないしな」と思ってると、脳は学習して「執筆しようとするとマイナス思考になる」という習慣を得てしまいます。
要するに、パブロフの犬じゃないけど、「PCつけてワード開く」という行動を取ると「書く気がなくなる」という感情が湧いてくるようになる。
たぶん、そういう悪い習慣が身についてしまってる状況じゃないかなと思う。
しばらくアナログにしてみて、大学ノートにプロット作りまくる、といった形で環境や作業を変えてみると良いかもしれません。

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