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タイトル:視点者の意識がないときの描写の返信 投稿者: のん

 こんばんは、のんです。1つずつ私見を述べさせて頂きますね。

 先ず1つ目の、視点者が意識を失うぎりぎりまで地の文で書く。その後は書かない。方法。左野冠様が仰る通り、よく使われいますね。
 お約束な文章として素直に使っても問題ないと思いますが、私も似たような事を考えて無駄に抵抗します。例えば地の文で「おやすみ」と言わせてみたり、「夢の世界に下り立った」としてみたり。別のテンプレに乗っ取って「周りの声が遠退いていった」と書いてみたりです。

 私はだいたいこの1つ目の方法を取った後に、主人公が意識を取り戻すまで時間を飛ばして他のキャラクターに説明させます。他にも、何があったか想像できる目印だけ用意することも有りますね。王道です。

 2つ目の視点者を変える方法は、個人的にあまり好きではありません。
 もともと三人称であったり、主人公格が複数人いるのであればその限りではありませんが。大概は作者が楽だからそうしているのだろう、と透けて見えます。主人公にも感情移入できていないような序盤にされると特にですね。

 3つ目の視点者の意識がなくなったあと、神視点で描写する方法も、もとが一人称であるのなら違和感を覚えることが多いです。ただ、2つ目よりは良いですね。
 例文を頂きましたので、それをもとに意見しようかと思います。先ず、主人公の一人称から三人称への切り替え部分。
 魔女の台詞の前に、三人称に切り替わった地の文が欲しいですね。例としましては、主人公が寝たことの明記と、魔女がどういった様子かを表す軽い描写です。
 それから『誰かの思いを隠すように』の『誰か』が魔女を指しているのでしたら、ハッキリ魔女と書いた方がスッキリします。

 最後に別の方法。主人公は意識がないという前提を覆してしまいますが、例文程度の文量でしたら主人公の一人称のまま続けた方が良いでしょう。
 ぼんやりとした微睡みの中で魔女の言動を受け取りつつも、確りと認識しないままとし。寝て起きて忘れてしまうのです。これもまたよくある手法ですよ。

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