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タイトル:補足 投稿者: あまくさ

連投、お許しください。このスレにはいくつも書き込みしているので、返信はお気遣いなく。

「物語の方向性」にあたる要素を主人公には伏せておきたいというケースは、当然あるだろうと思います。しかしそれを読者には知らせておきたい理由は、「物語の方向性」は「読者を惹き込む牽引力」として有力だからなんですね。
そこを両立させるのが難しいのなら、別の牽引力を作る工夫をすればよいのではないでしょうか?

一例としては、最初の例文においての「魔女の本当の目的」に相当する要素。それ自体は読者にも伏せたままで構わないのですが、大きな秘密があるようだということだけを主人公に気づかせ、それは何かということを探しまわらせるのも王道かなと。それならば、普通に主人公と読者の認識を一致させながらストーリーを進められます。
アニメの『まどマギ』などは、暗中模索を繰り返しながら徐々に真相が明らかになっていく過程によって強烈な牽引力を作り出している好例だと思います。
逆説的に言えば、「物語の方向性が伏せられている」→「伏せられているから、真相が知りたくなる」という心理を利用して、別の意味での「物語の方向性」を作り出しているんですね。

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