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タイトル:接続詞についての返信 投稿者: サタン

おそらくはそんな難しいことを考えての事ではなく、作者の癖だろうと思われます。

また接続詞というのは、「しかし」「さらに」「および」「だから」などがあります。
これもまあ、人による癖のような部分がありますが、
これら接続詞の後に読点を置く人が多いです。正直書き慣れてない人に多いです。
つまり、「しかし、彼は言った。」とか「さらに、答える。」とか「剣および、短刀は、」とか「だから、気になった。」とか。
で、これだけが原因ではありませんが、このように接続詞のたびに読点を置くと読点だらけで「句読点が多い文章」と言われたりしちゃいます。
なんだろ。頭の中で文章を考えるとき接続詞部分で「タメ」が入るんで、そこでついつい読点を打っちゃうのかな? と思う。
わかりやすさのため接続詞の後に読点を打つのは間違いではありませんが。

しかし一方、接続詞部分で読点ではなく句点を使い、そこで改行してしまえば「句読点が多い」という感じはしなくなります。
同時に「タメ」は残ったまま表現できてると思う。
まあ要するに、タメってのは分析された通り「強調してる」という事でしょう。

ぶっちゃけ、偉そうなことを言えばリンク先の小説も句読点の扱いがなってないです。
句点は文末すなわち英文における終止符と同じであり、文章の主旨や主語または話題が変わるときに使うもので、読点は文章の区切りに使うものです。
読みながら「ココは句点じゃなく読点だろう」とか「主語が変わってるんだからコッチは句点にしなきゃ」って場所がけっこうありました。「読点置く必要ない」ってとこも多いです。
とはいえ。
これらは「記号」なのでそんな難しく考える必要はなく、読みやすけりゃそれで良いので、こんなことは揚げ足取りにすらならない事なんですが。

たぶん、「しかし」で改行したかったんじゃないでしょうか。
でも読点で改行するのがなんか変だと感じたため、句点にして改行してるんじゃないかなと。
>どれだけ有効であるか
さきほど「接続詞の後に句点を置く人が多い」と書きましたが、私もこの回答文で同じようなことを何度かしています。
「ぶっちゃけ、偉そうなことを言えば」とか「たぶん、「しかし」で改行したかった」とか。
読点は基本的に「文章の区切り」で使うものですが、このような使用方法は「文章を強調する」という意味合いが出てきます。
「たぶん」というのは「確実じゃないけど私はそのように感じたよ」という印象を強くしています。後にくる文章がそのまま「たぶん」にかかるわけですね。
接続詞で読点(句点)を置くというのは、そうした強調の意味合いがあり、文章のつながりをわかりやすくする効果があります。
ケースバイケースなので、やりすぎれば「句読点を打ちすぎ」と言われますし、場合によっては逆効果にもなるので「どれほど有効か」という「どれほど」には答えられませんが、そうした効果は確かにあり、有効であることは間違いありません。
読点の場合は、これは「区切り」に使う記号なので「接続詞の後に来る言葉・文章」が接続詞にかかってきます。
句点の場合は、これは「終止符」と同じ文末に使う記号なので、「次の行全て」が接続詞にかかってくるでしょう。

でも、繰り返すけど、おそらく作者はそんな変なこと考えてはなく単に癖だと思う。

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