(1)
>ちなみにインプット自体の重要性は理解しているので、本読まない代わりに映画を年間500本くらい観ています。
(2)
>好きな映画があったら、上映時間を4分割して各パートで何が起こるかを分析したり、気になったシーンや台詞回しなどがあったら何分何秒に何をやったか、何と言っていたかをメモしたり、小説でこれ表現するとしたらどのような文章になるか、などをシミュレートするアレも最近始めました。
(3)
>で、最近書いた短編の1作が賞の中間選考を通ったりして、
小説と映画という違いはあれどインプットの量は十分すぎるほどあり(1)、自分なりの工夫によって分析も加えており(2)、それなりの結果につながっている(3)わけですから、基本、ノープロブレム。
方針は間違っていないのではないでしょうか?
(1)(2)については、なまじっか本を読んであまり分析しないで書いている人より、かなり努力されていると思いますよ。
課題としては、
(A)小説と映画・アニメのプロットには共通点もあるが、相違点も多い。
(B)映画・アニメには「地の文」がない。
この二つでしょうが、それも賞の中間選考を通ったのなら一定のレベルまではクリアしていることになります。
なので、
◎すでにやられている基本方針については問題なし。
◎A・Bについて具体的な疑問に対処するステージに進めばよい。
ということになるかと思われます。
* * *
それとですね。
小説を書くために小説を読んだ方がよい理由は、
(C)小説的な文章力の勘所をつかむ。
(D)先行するプロットやアイデアを知っておく。
ざっくり言えばこの二つ。
このうちCについてだけなら、勘がよい人なら10冊も読めば十分だと個人的には思いますね。「最低1000冊読め」とかいう意見は、どちらかと言うとDの意味合いが強いんじゃないかと思います。
そこについては質問者様の場合、映画年間500本でかなりカバーできているのかもしれません。