こんにちは、小説は素材と料理でよく例えられます。
映画をたくさん見ることによって、良い素材を見つけて取ってくる能力は磨かれますが、文章は上手くなりません。例えるなら、誰が書いても面白くなる素材を未熟な実力で料理するようなもので、料理の実力が評価されているわけではありません。これは誰かの作品に批評や感想を書く場合でも、それをするだけでは文章は上達しないので同じことがいえます。
物語には必要無駄があります。この必要無駄は総じてつまらない内容ですが、それを面白く読ませるためにはある程度の料理の腕が必要です。料理が最低限できるようになっておかないとそこで躓くことになりますし、これから先、アドバイスを求めてたとしても、文章をたくさん読んでる人にしか伝わらない形でアドバイスが飛んでくる場面も増えてくるので、理解がおいつかないこともでてきます。
そこでオススメのアプローチは2つ。
読めた範囲でいいので文章の研究をしながら、つまらない内容でもどう書けば面白くなるかを念頭に書かれてある文章を考察し、自分のものにしていくことと。
原作が小説のもの以外の映画漫画アニメは娯楽作品と割り切って捨てて、原作を忠実に再現しているものにエネルギーとコストをかけて分析し、自分なりのプロットを作ることです。
強制ではありません。人によってそれぞれ目標も歩くペースも違いますから自分なりの無理のないやり方でゆっくりやっていけば良いと思います。
何かの参考になれば幸いです。