ないとは言い切れない。
いや、うーん「受賞」は無いかもな。
というのも賞にもよるというかその編集部と契約してる印刷所の都合とかもあるのよ。そういう「新人賞受賞」っていう応募者の目に見えるところ以外の大人の事情があるから、その大人の事情をねじ伏せるくらいの名作であるなら(というかねじ伏せるのは担当編集者の役目なので、担当編集者があなたの作品をそれくらい惚れ込んでくれれば)、あるいは。
でも、そもそも受賞作品だけが世に出るわけではなくて、下読みから編集の手に渡る2次審査以降は、「受賞はわからんけど光るものがあるから唾つけておこう」って感じで青田買いすることがあるのよ。
その枠で担当編集者をゲットするってセンもなくはない。
ただ、うーん……
まあ、ぶっちゃけると過去本を出したことがあるなら、そのとき関わった担当編集者に連絡してみるのが一番いい。意外と横のつながりあるから目的の賞の関係者につないでくれるかもしれん。
ジャンル違いとかは気にせんでも、そもそも編集者は会社に言われてその部署に配属されてるだけで「そのジャンルが好きで配属されてる」ってわけでもないから。
新人賞ルートじゃなく編集者ルートで行けば賞を介さず目的のレーベルから出版できるかもしれんよ。
目的が明確なのであれば、新人賞受賞なんて 待ち の姿勢じゃなく攻勢に出たほうが勝率上がると思うよ。