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タイトル:情景描写の量についての返信 投稿者: 読むせん

あー・・・・・
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 夏のプラモづくりは、ほんともう地獄だ。
接着剤は強烈な刺激臭がするし、細部の着色に使う模型用塗料やカラー・スプレーのシンナー臭は、身の危険を感じるレベル。
 空気の入れ替えのためには、どんなに暑くてもクーラーを諦めて窓を開けなければない。
 気温や湿度も敵だ。直射日光にやられて一部だけが極端に乾きすぎたり、酷いとき変色したり変形したりする。いつかの夏は、ガンプラこそ無事だったが、付属のキャラフィギア(とかあるんでしょうか?)の足が溶けてひん曲がってしまった。あれは泣いた。
 額の汗がプラモに垂れないようにタオルで縛り、塗装したての濡れた表面に鼻息で埃を吹き付けてしまわぬように、ついでにシンナーを吸い込みすぎないようにマスクを装着。
あまりの暑さに朦朧としながら、震えそうになる筆先に意識を集中させる。(作ったことないから完全妄想。ちがったらスイマセン)

「っし、完成ー!!」

その日、(山梨削ってみた)三機のガンプラが命を得た。
 一人の幸運な青年の手によって。

「よし! ついに完成したぜ! 俺のMk-2達!」
 真夏の部屋で、タオルほっかむりとデカいマスクという変質者ルックではしゃぐ(立ちのぼる駄メンズ臭)彼の名は石井亮汰。アニメ機動戦士ガンダムシリーズの熱狂的な大ファンの高校二年生である。
マイブームはプラモデル作りであり、彼が作り上げた三機のガンプラは塗装まで自分で行い、武装の改造 まで施したものだ。
 組み上げた機体は機動戦士Zガンダムに登場した、最強のモビルスーツガンダムの後継機であるガンダムMk-2。
 劇中では主人公達エゥーゴの敵であるティターンズが開発した機体で、開発を記念する式典では『我々の、我々による、我々のためのガンダム』と評された。
三機が生産されたが、その全てがエゥーゴに強奪され、二機が解体、一機が機体色を白に塗り替えられ主人公の愛機として使われたものだ。(ざっくり機体のヴィジュアルや色プリーズ)

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 しかし、長く作業をしていて時間が経つのを忘れていたのか、今はもう夜の一時を過ぎている。(ここ削ってやった)まだ夏休み中とはいえ、今日は一旦休むことにした。
 完成ハイになりすぎている気持ちを落ち着けたいし、冷静になってからちゃんと確認しないと、パーツシールの貼り忘れや塗り忘れを見落としていることもある。
何より仕上げに塗ったコート剤をしっかり乾かしてやりたい(擬人化)。
うん、明日が楽しみすぎる。(勝手に心情入れれた)

「じゃあな、お休み。俺のMk-2達」

 興奮しつつも石井(そういえば、ここ下の名前じゃなくて苗字なの?)は眠りについた。
 しかし、この時彼は気づいていなかった。朝起きた時、自分に奇天烈な出会いが待っているということに。
 

 夏は朝4時ごろでも充分明るい、5時には鳥たちが賑やかに騒ぎ出し6時にはラジオ体操にいそしむ小学生たちが走りだす。7時には夏休みなどないサラリーマンが頑張って出勤するし、8時ごろからは大学に向かう学生がのろのろ動き出す頃だ。
(地方ならサラリーマンは5時出社が普通だし、大学生の時間なんか知らん、リサーチ任せた)
 だが夜更かしをしすぎた石井は、太陽がかなり高い位置に来てから、ようやく目を覚ますことになった。
(セリフがあるから、あえて具体的な起床の時間描写を切った。ここらへん暗転だろうし、ここから劇的に物語が進行するからこそ、上に露骨な時間経過描写いれたい)

「{(ふわぁぁ)……(よく寝た。)←どっちか削れ、説明がすぎる}もう十時か」
 
石井はいつも通り時計をチェックする。彼にとって休日(夏休みにしたから前を削ったで)の夜更かしは常識的なものであり、一種のよろしくない習慣になっている。(る切りのほうがチャッカリ感が出ると思う)そんな風に部屋を見まわしていると、布団の状態がいつもと少し違っていた。

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