wikiと入手できる限りの資料でやっとなんとか「専門的ではない普通の物語」ができたhexaです。
いやなんつーのか「wikiの内容丸写しだろ」的な作品を揶揄する人って多いけどさ、そのwikiすら調べてないだろって作品も多いから、まずwikiをおさえておくのは必須。wikiにあるってことはつまりほとんどの人にとって常識ってことだから。
確か「狼と香辛料」は作者自身がおすすめの本とか紹介してたけど「本当に大事なのは教えたくないので教えません」とか言ってたかな。
そうは言っても、あの作品だって言っちゃなんだけどいろいろ突っ込みどころがあるんだよ。私は一巻の毛皮詐欺で放り投げようかと思ってなんとか全部読んだけど、それ以降も詐欺&恐喝がメインだと聞いてやめとこって思ったクチです。
そもそも作者自身に犯罪意識が薄いのが問題になってたりしたからな……。
でもいろいろ資料当たってほんと助かりましたよ。普段からネタ考えてないとなかなか利用できないって考え方ももちろんあるけど、私は幸いなことに見た資料から即興でネタぶち込めた(おそらく、どういうネタが欲しいか、という部分を意識して集中して見ていたからすぐに直結するものを探し出せたんだと思う)し、「これは予備知識程度で使わないだろうなー」って思ったものも、しばらく経って「あ、今なら使える」と思ってねじ込んだりしたし。
そうそう、映画もけっこう参考になった。映画ってのは無理矢理雰囲気をつくってることが多いけれど、それも本だけじゃ補完できないイメージをくれたりして心強い。
お金がかからない順にwikiやらweb資料、図書館の資料、レンタルの映画、買って入手した資料とかかな。購入したやつがいちばん「うー財布が痛い―」とは思ったものの、やっぱりいちばんマニアックな部分では参考になった。でもwebは基礎知識として、映画は特に描写の参考として、で有用になるから、基礎知識をいきなり避けてマニアックなものばかりで話をつくろうとしても根本から破綻した話になったりするからまず基礎から。と思います。