何話か読みましたが、この作品の場合は『走り屋』以外に追加で要素があるわけじゃないんですよ。だからギリギリ御しきれてる。
でも、一度『自動車に詳しくない人間』のつもりで読んでほしいんですが、これでもなお『この名前、何?』とか『コーナリングってそんなに重要なの?』ってなる人もいるんです。
で、この作品の場合そこを要所ごとに説明してるから、アクションシーンでも少しごたつくところが出てる。
でも、勢いはちゃんと残ってるんです。この作品は。
ご自身の作品と見比べていただきたいのですが、これ(質問者さんが持ってきてくれた小説)以上説明を詰め込むと、小説としての失速度合いが致命的なものになると思いますよ。