既存のキャラを元にして作るという発想はいいもので、たいていは僕もそうしています。
キャラの解像度を高めるのに一番いい方法は、頭の中でキャラクターを動かすってことではないかと思います。草加がヒロインとデートに行くとしたら(行くかどうか知らないですが)どう誘うかとか、そういうのをひたすら想像してみてください。
そうするとだんだん、そのキャラについて理解できていくとともに、あなたがそのキャラに求める個性も身についてきて、いつの間にかオリジナルのキャラになっているはずです。
ただそれを小説にするときにやっちゃいけないことが二つあると思っていて、一つはセリフで説明させないことです。キャラ説明口調になってしまい、個性が失われます。
もうひとつは、全員が同じ話し方にならないようにすることです。これをやると、自分と自分が会話してるだけ、みたいになっちゃいます。多少変でも、「だぜ」とかいう口癖をつけるとか、「簡単ですね」を「ちょろいな」に言い換えるみたいなかんじでキャラごとに言い回しを変えてみてください。そこで個性をアピールできるかと思います。