はじめまして。
個人的な信念として、物語の主人公は得てして「男おいどん」の大山昇太のような境遇の者であるべきだと考えています。
私は石油王のドラ息子が親の金で豪遊する様を見ても楽しいとは思えません。
初めて「男おいどん」を読んだ時、私は親以上の理解者に巡り合えたような感動を覚えました。
架空の外人に日本文化を褒めさせるのではなく、実在の作者に作品を通じて励ましてもらえる作品、
コンセプトとしてはそのようなものを全面に出したいと考えています。
と、強気に出てしまいましたが、これは我ながら未熟者故の虚勢なのだと思います。
確かに、流行に逆行するのは余程の大作家でもない限り無謀な事でしょう。
仰る通り、小道具に変化球を付けて形にするのが最善かと思い直しています。
野心はひとまず留めておいて、流行を知る事も大事なのかなと感じました。
ありがとうございました。