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タイトル:主人公の条件の返信の返信 投稿者: あまくさ

分かりました。
やはり、昼行燈型主人公拒否がポイントになりそうですね。もっと正確に言えば、そういう主人公そのものが嫌いなのではなく、主人公がバカにされる状況が我慢できないのだろうと思います。
確かに、私にもそういう感覚は有るようです。気がついていなかったわけではないのですが、いささか軽視していたかも。重要な問題提起をしていただいたようで、有難うございます。

その上で、少し私見を。

>主人公は本当は強いのだというある種の安心感はありますが、自分が感情移入する主人公がバカにされ続けるのは腹が立ちます。

一般的な創作理論としては、そういう読者心理を逆利用する方法も有ると思いますよ。
感情移入する主人公がバカにされるのは腹が立つゆえ、見返してやるシーンを一刻も早く見たいという強い欲求が読者の心に生まれるのではないでしょうか? それをうまく使えば読者を強烈に物語に引き込む吸引力にもなると思います。
問題は匙加減ですね。イライラ状態を引き延ばしすきると、かえって読む気が失せてしまうことも有り得るでしょうから。

一方で、

>私の理想は、例えば学園もので何かしらの展開で秩序が乱れて力で支配しようとするモブ生徒に主人公が身体能力で圧倒する。
>頭を使う謎が発生してら率先して解く。
>不安に思ってる生徒たちを鼓舞するなどして、目立たなかったのに認められていく感じですね。

確かにそういうのってカッコいいだろうなと、素直に同意します。
ただ個人的には、理想化のやりすぎは物語を一本調子にしてしまうのではないかとも危惧するんですね。
だから適度なイライラをスパイスとして使った方がいいのでは? というのが私の考えです。

しかしながら、昨今のなろう系などの読者は短時間のストレスも拒否する傾向が強いらしいですから、考え直さなければいけない部分もある気はします。

いずれにせよ、金村さんが理想追求型で行きたいのなら、とことんそれで押してみるのも一つの方向だとは思います。

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