残念ですが、おそらくそれが須藤直己さんの実力なのかと。
プロ棋士である羽生善治さんが言うに、将棋の世界には「不調も3年続けば実力」という言葉があるようです。私はこの言葉は小説の世界にも通ずるものだと思います。
スランプとは「一時的に、調子が出ないこと」を指します。3年以上継続して書き上げられない(と私は受け取りました)となると、もはや「本当は書けるはずなのに書けない」のではなくて、「そもそも技術がなくて書けない」ことが疑われます。
そちらの可能性を念頭に置いて、技術本を読むなり、上達を目的としたコミュニティに参加するなりをして、自分の能力を高めていくこと、欠落している技術を埋めていくことを心がけてゆけば、なんらかの解決へと繋がっていくのではないかと私は思いました。