>災害の話はあまりネタにはしない方が良さそうです
災害ネタ小話:田中芳樹が「創竜伝」で「近畿地方は最も地震が少ない」と言い切った直後に阪神大震災が。文庫版のあとがきで陳謝の言葉がありました。あの話が未完なのはそのせいもあるんじゃないのかなー。構想していたプロットが瓦解してしまったのかも。
>ライフライン復旧には一週間程もかかるんですか!
もちろん、場所によっては3日程度だったり2か月以上だったりそれ以上だったりね。
電気と水道も大事だけれど、なにげに重要なのは道路だったり。避難経路や補給物資の流通が滞るってことだからね。だから博多の道路陥没の復旧が1週間くらいだったから(たぶん徹夜の突貫工事だったと思います、復旧作業の方お疲れさまでしたー)、私はその時に気持ちの区切りとして1週間という目安を作った。それだけの話です。
車が通れないとヘリにしか頼れないってことになるから、もし主人公がチート移動手段持ってたら大重宝されると思うよ。
>私は、一応どんな事があっても生きていたいとは思いますが
その心意気も大事。そしてなるべく生きていたいと思えるように周囲の人々を助けるのも大事。「君がいてくれなきゃ生きている意味ないじゃないかー(貴様だけ先に楽になろうとか許さねぇぞオラ)」の心意気で他者にも愛を。
案外ジュブナイルの「無人島もの」とかも参考になるかもね。ジュール・ヴェルヌの「神秘の島」とか。
あれは今でいう「現代知識チート」を当時の知識でやったものだから、当時の流行だったみたい。
でも「神秘の島」はすごいと思ったのは、サバイバルの基礎アイテム「ナイフ」すらない状態で、そのナイフの代用品を作ったところとかかな……そして最後にネモ船長出てくるから「海底二万里」も続けて読もう!
「十五少年漂流記」もいいけどね。バイファムだのガンダムだのサヴァイヴだの、あれに影響された作品は多いはず。
最後に、被災者で輝いている人の代表として、羽生結弦を挙げておこう。
彼は「自分だけ好きなことをしていていいのか」という問いとずっと戦いながら演技している。だからこそ彼の演技には強さがあるし、絶対王者の風格があるし、ファンへの態度も神対応を貫いている。だから応援したくなるんだよー。
そんなわけで、お先真っ暗と割り切った後には希望も見えてきますので。その希望が感じられる話になるといいですね。