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タイトル:ライトノベルでのターゲット層についての返信 投稿者: そ。

そもそもターゲット層という言葉を再確認すべきです。
狙いたいメイン購入者層のことをターゲット層と言います。
そして、商業の視点では、ターゲット層を商品に合わせて個別設定します。
一様にライトノベルは10代をターゲット層にするという視点の持ち方がそもそも商業的に誤っているのです。
正しくは、この小説のターゲット層はどこなのか、年齢以外にも細かく設定すべき要件なのです。
ライトノベルを一様に10代と固定してしまっている事こそ、商業的に誤っているのです。

例を上げましょう。
転生ものは、社会にでて、現実の自分に希望が持てない読者が、転生ものを通じて現実逃避を行うものです。
決して10代をターゲットにするべきものではありません。
しかし、それでもターゲット層を10代だと言い張るわけです。

ハーレム物は、学校に通っている同じクラスの女子が好きな純粋な恋をしている男子ではなく、その先の恋愛渇望から生まれる欲望を望む男子向けとなります。
どちらもターゲット層は10代ではありません。
しかし、それでも一様に10をターゲット層だと言い張っているにすぎません。

個別の販売戦略を考えるべきです。

広報を考えても同様です。
駅や電車に広告をだすということは、電車の使用が高く、その駅、またはその列車を使用する層を考えなければなりません。
電車を使うのはおおよそ高校生以上になりますが、高校生は自宅から学校までと行った同じルートになります。
秋葉原や池袋、新宿などに広告を出す場合、ターゲット層は社会人向けとなります。

そもそも自身に収入のない10代をターゲットにする事自体、販売戦略として愚策なのです。
実際に売れている年齢層を無視し続けているにすぎません。

10代でもわかりやすく読みやすい物を書くというのは、ターゲット層意識ではありません。
ただの常識です。

謝ったターゲット層設定は、業界の不振を呼び起こすだけです。
きちんとしたターゲット層設定と、それに合わせた広報戦略が必要なのです。
企業側が売れない原因を作っているわけです。
経営陣は、企業運営に関するセミナーやらコンサルタントを雇うべきです。
そのしわ寄せが、売れない作家を増産しているのです。

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