サタンさんへのご返信かもしれませんが、特に気になる1行ですので少し。
> 企業側も、なろうのコミック化では、乳首等の露出を購入意欲に向かわせる手段が多く取られているのです。これも10代をターゲットとした戦略ではありません。
これ、低年齢層向けのテコ入れの代表的なものです。18歳未満、特に小中学生向けですね。考えても分かると思いますが、18歳以上OKのメディアであれば、乳首露出なんて当たり前にあります。そんなもんで釣られる18歳以上はいない。
全年齢向けであれば、低年齢層対象のテコ入れになる。少年漫画誌では古くからよくあったことです。お色気はカンフル剤のような効果があります(もっとも、それで面白くするのは難しんですけどね。正面から扱って人気を持続できたのは「ハレンチ学園」(永井豪著、少年ジャンプ掲載、1968~1972年)など少数)。
だけど、18歳以上が全年齢向け可のエロ目当てに買うことはない。エロでもっと露骨、過激なのがいくらでもある。値段高めでも売れている。R18をR15にしても同じことです。R15の土俵には既に先行者がいる。
エロ(あるいはグロ)があるから、高い年齢層向けなんだというのは、全くの誤解です。過去の経緯を見ていたら、とてもそんなことが言えないことが分かるはずです。ラノベがもしかしたら苦境なのかと考察をすることはできても、ターゲット年齢層が違うなんて結論にはなりません。