一応、「能力」を「異世界ファンタジー」に落とし込んだ、というのは私の中では世界観(と表現)に基づく理由です。
しかし、そもそも世界観の話ならどうにでもなるというかどのようにしても良いので、読者に伝わりやすく好まれやすいものを、つまり流行です、としか言えないと思う。
だって「TRPGをもとにした世界観であるため」ってのも作者がそう書こうと思っただけの、作者の好みでしょ? メリット・デメリットではなくTRPGを参考に書きたかっただけであって。
そしてそういう着想を得たのはゲーム的表現が流行ってたからであって。
SAOの場合は「数値による表現に違和感がない」のではなくて、「数値で表現するから仮想空間である事のアピールをしてる」わけで、この場合、その思考は逆です。
「ゲーム的表現をしたい」のではなくて、「ゲームである事を印象づけたい」からそういう表現方法を取っただけ。
SAOは流行りの先駆者だし例には挙げたけど、後続の「ゲーム的表現」とはちょっと主旨が違う。
制作上の理由……と受け取れなくもないと思うけど、そんな答えばっかだったかな……?
読みやすい、伝わりやすい、というのはどっちかって言うと読者の都合だと思うけども。