下手に明るくするよりは暗いままで見せ方を工夫する方が良いかも知れないですね。
ダークファンタジーは下手に明るさを求めずダークなままで、主人公や悪役、サブキャラ、世界観、ストーリーで読者を引き込むことを考えたほうが良いかも知れません。
でもどん底から始めたと見せて、そこから更に落とすとか序盤からやらかすと読者は離れる気がします。序盤の幼馴染が拐われるシーンは良いとして、その後に暗い世界背景を説明されて、話が動き出したかと思ったらゴミ扱いだの発作だのと長々とやれば、もうごく一部の層しか残らないかも知れません。
大事なのは先に希望が見えるかじゃないですかね? ちゃんと最後に爽快感が待ってますよと、早いうちに感じさせられるかだと思います。
多少なりとも明るくする方向で考えるなら、道化役というか、明るさを担当してくれる同行者を用意するとかですかね。マンガですが「ベルセルク」ではパックというコミカルな妖精が道中付き従い、多少なりとも救いようもない世界観を和らげてる感じでした。途中からそれまでの暗さの反動のように過度にギャグ風味になりすぎて評価下げたみたいですけど、序盤は良い転がし役になってたと思います。