……以前の件で「みりんさんは、みりんさんの望んでない方向で完成度の高いプロットを叩き出すので、うっかり『良く出来てるんじゃない?』と言ってしまわないように気を付けよう、と思ったhexaです。
落ちてくる星の迎撃に関しては、サタンさんとのやりとりで詳しく仰っていますがわたしも「彗星」「流星」を扱うのが無難かな、と思いました。
で、別方向で気をつけたほうがいいんじゃなかろうかと思ったのは
・魔法少女ものだとして、いわゆる「お相手」とはどういう展開になるの?
という点と
・星にする魔法と星迎撃のハイテクノロジーの混在具合に違和感を覚えないだろうか否か、というところ。
「物理で食い止める手段が確立している」ということは、その事態を考慮して準備していた連中がいるということで、そういう前例が前にもあった可能性が示唆できます。このへんどうなるのかなという感じ。ぶっちゃけ昨今のファンタジーの基本の「魔法科学」的なものに落ち着けないと、両者の混在具合がうまく保てなさそう。
・ヴィランの行動に納得ができるか?
私から見て最後の方のヴィランの行動がやや納得できない気がしている。うまく書ききれるのかに不安が。
・結局、全体を通して伝えたいテーマは何?
昔の昔話モチーフのディズニーより、「アナ雪」以降には現代でも通じるテーマ性が織り込まれています。ちなみに前時代の作品で唯一そのテーマ性が現代並みに高いのが「美女と野獣」ですが、これはもともとフランスの某家庭教師が教訓話としてコンセプトを明確にして作った話のため、他の荒唐無稽な御伽噺よりテーマ部分の完成度が高いんです。そのへんを一言で表せるか? これがない限り、絵面として派手にしても内容の方で読者の心には響かないと思ってください。
このへんが私からみて気になるところでしょうか。正直な感想として、みりんさんは妙な方向で(苦笑)ハイレベルなプロットを叩き出すので、意見を言っていいものかどうか迷ったのですが、参考になればと思います。