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タイトル:補足 投稿者: 代田錠

なぜデジタルクローンという設定にしたかというと、「『この時代には既に存在しない人物と出会う』という状況を作り出す時に、あえて時間移動や幽霊といった設定を使わないならどんな設定が考えられるか?」と考えた結果です。
また、主人公の感情を揺さぶって物語を動かしていくために、非常識ではあるがSFなら少なくない「主人公の憧れの人物が、死から数年後、コンピューター上に人格が再現されてしまう」出来事を起こしています。
近未来という時代設定は、このデジタルクローンという小道具を登場させるためです。

また、設定「主人公は、若者にしては珍しく、現在から30年前に発表されたある曲を好む。時代背景を知るのも楽しんでいる」とそれに伴うこと(※注1)を考えてはみたものの、必ずしもこの作品に必要ではないかもしれないです。

※注1
・それによって、とある著名人の人生を俯瞰的に見ることもできる。
・その人物が若い頃の時代背景から、今の時代との違いや共通点を知ることもできる
・ただし、憧れの人の訃報を聞くことがいつか必ずある。
・「この世にその人が既に存在していない、その人の次の活動を楽しみに待つことが不可能」という喪失感を感じることもいつか必ずある

さて、問題はこの登場人物「主人公にとっての憧れの人」という部分です。このキャラクターで物語に関係する部分の設定を決めていく際に、複数の実在人物の例を参考にせざるを得ない気がするわけです。
そこで問題点「例え趣味で書く小説だとしても、実在人物を侮辱したり、権利を侵害したりするような設定であってはならない」が出てきたように思います。

筆者は、創作とは別の趣味として「70年代後半~80年代前半の名盤や流行歌について調べる(実際は特定のアーティスト数名を中心に調べている)」ということをしています。
そこで得た知識を抽象化し、無意識に小説のどこかに取り入れているような気がして不安になります。

主人公には、「未来のコンピューター技術、ロボット工学を用いて故人を再現すること」に対しては批判的な意見を言わせるつもりです。
【別紙】の文章は「ある電子機器メーカーの不祥事(=この短編で起きたできこと)についての調査報告書で、たまたまこの出来事に関係してしまった主人公が質問に答えたこと」をイメージしたものです。

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