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タイトル:三幕構成のセントラル・クエスチョンとは暗示的でもいい?の返信 投稿者: あまくさ

難しい言葉を使うとかえって分からなくなりますよ。

1)序盤で何か大変なことが起こる。 = インサイティング・インシデント

2)大変なことが起こったので、それを乗り越えなければならない。どうやって乗り越えればいいか? = セントラル・クエスチョン

3)乗り越えなければならない課題がはっきりしたので、その後のストーリー展開の準備完了。 = セットアップ

これだけのことです。
で、構想を拝見すると、複数の1・2・3が混在してしまっている感じです。ストーリーを通して最も重要な1・2・3はどれなのかを意識して、それ以外の1・2・3は枝葉として位置付ける感覚が必要かと。
主人公の目的の本筋はヴィランを倒すことなのか、母を取り戻すことなのか、魂が悪霊化するという状況を何とかすることなのか? それをはっきりと決めるてください。

そもそも、

>母が失踪し、母の友人と名乗る女・摩耶(ヴィラン)が家にやってくる

ここから一足飛びに、

>主人公の解決しなければならない問題:(ヴィランを倒せるか?)

という話にはならないのではないでしょうか? 摩耶の何が悪いのか具体的な内容が書かれていませんから。
よって、ヴィランを倒すことはセントラル・クエスチョンになっていないのです。

>主人公をめぐる問題が具体的に何か明確化: 婚約者を名乗る月兎族の賢人が現れ、 悪霊化する幽霊の霊魂を夜空に上げる月の神になれるのは夜白しかいないと言われる。

であるならば、こちらの方が主人公の目標として本筋に近い感じがします。
でも、このことと母の失踪、ヴィランの登場というイベントがどう結びつくのか、この時点でははっきりしません。そういうところを整理して、主人公がしだいに真の目標を見つけていく過程を考えるのが先決です。それができていないのにインサイティング・インシデント、セントラル・クエスチョンなどの用語に要素を無理にあてはめようとするから、訳が分からなくなっているのだと思いますよ。

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