ついでに書いちゃおう。それって主人公とか「男」にも言えますよ?
・ヒロインのために何かをがんばって作る
・ヒロインのために慣れないおしゃれを頑張る
・ヒロインの危機に全力で立ち向かう
・ヒロインとイチャイチャできるチャンスで空回りする
・ヒロインとのラブラブを妄想してニヤニヤする
・ヒロインのかっこいい(可愛い)姿にトキメク
等。
「・・・・あ”?」ってなりませんか?
多少のあれこれはありますが、女も人類だし、心に男の子とかオッサンとかを飼っていたりするので、男と似たところがあります。ある種のステータスやパラメーター変動はあれども、好みってわりと男女共通なんですよ。
そのノリで考える金村さんが思う「可愛いヒロイン像」は・・・・・かなりエグイ言い方ですが【主人公より下位の犬】みたいな存在だと思う。人類ではなく尻尾ふる犬(-_-;)。
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男の、主人公の「格好良さ」をちゃんと追及できます?それを性転換した感じが何気に「可愛い」ヒロイン像です。
なぜなら、ヒロインの役目は【主人公と読者を惚れさせること】だからです。
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たしか金村さんは「男主人公に男惚れしてほしい」みたいなコンセプトを持っていらしたと思います。そんな主人公だから読者はもちろんヒロインだって惚れてしまうわけです。
一般的ラノベ的には、そのポジをヒロインにこそ求めがち!!!。
ヒロインの強さ、弱さ、気高さや信念、誇り、あるいは信頼に「報いたい」と主人公が男を見せるルートですね。
トラブルを抱えたヒロインと、トラブルシューティングを買って出る主人公という様式美(笑)
ヒロインではそのトラブルを対処しきれず絶望したときに、主人公が颯爽とトラブルを処理する。ヒロインは主人公に尊敬や感謝の念を抱いたり、あるいは自分の至(いた)らなさを再認識して再び頑張る。「借りを作るのは趣味じゃないの、だから・・・・今度は私が助けて見せる」
とかですね。
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そこで、もしヒロインが弩級クソビッチだったら、主人公は「彼女を助けてあげたい」と思わないと思います。
助けたくなる、尽力してあげたくなる「納得の魅力」がないと物語が動かないんですよ。
トラブル持ってくる系ヒロインの予定なら、特に彼女自身の魅力と心意気が必須になります。