そういえば、金村さんの発言で思い出しましたが・・・・・・男には、相応の魅力的な【オンナ】がいた方が素敵かも。ヒロインではなく目標とか野望としての【オンナ】ね。
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主人公「お前本当は・・・・もう死んでいるんだろう?」
敵「おやバレましたか」
敵「でも、これで私ごときの命と引き換えに、我が教団に莫大な額の布施をすることができました」
敵「本望というやつで御座いますよ!!」
敵「私の寿命を銀行に持って行ってもこんな額にはなりませんからね!!」
敵「余生より、よほど有価値な死でございますよ」
敵「狂信者?まさに!!」
敵「私は教団の野望を聞いてからはそれに惚れこんでしまいましてね」
敵「比喩でも何でもなく。それ以来わたしの「男」は、もう収まった事がないほどで御座います」
敵「野望というオンナにいかれ上げちまったって訳で御座います」
敵「今、事を起こせば、教団の野望を叶えることが可能なのですよ!!」
敵「それに必要なのは資金!!そして資金は私が手に入れた」
敵「この私が!!!」
敵「ようやく野望(かのじょ)に高いプレゼントをあげられました」
敵「大!」
敵「満!!」
敵「足!!!!」
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好きな漫画のセリフ一部抜粋です(笑)
賭ケグルイ系のエピソードで、このセリフを言った敵が、自分の死すら賭けの対象にして、心臓撃ち抜かれながら「死ななかったふり」をして掛け金をせしめた後で、噴水みたいに血液ぶちまけつつ哄笑しながら叫ぶの。
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ヒロインはあくまで格下、主人公には狙うオンナがいてそいつに一途ってのがパターンかも。
ドラコンさんのいっていた【薬屋のひとりごと】の主人公も、私が押す【図南の翼】なんかも「そっち」です。
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【薬屋】には主要イケメンが6人ほど出ます。
傾国の美女と皇帝の御落胤、サイコ軍師、チャラ男武官、武骨め武官、記憶喪失な美少年弟子などなど・・・・けっこうヒロインを口説くシーンもあったりしますが、ヒロインは全員「干からびたミミズ」以下の価値しか見出しません。
ヒロインはめっぽう【薬の調合】に惚れこんでいて、人間とか薬の材料が薬の実験台としか写らない。
干からびたミミズなら漢方薬の原料にもなるのに、こいつらときたら・・・・私口説くよりミミズ掘って貢いでくれりゃあ良いのにって感じ。
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【図南の翼】でも男が多め。
主人公こと魔物狩人、亡国の元将軍、他国の王兄、半神人の貴人、魔物に食われた幼なじみの少年、人間化できる麒麟————とかですね。全員なんやかんやで幼女ヒロイン珠晶に好意をいだきますが、ヒロインは全員眼中にありま
せん。
ヒロインは、【国の未来】に夢中で、そのためにプライドすら捨て、時に命すらも投げ捨てるように賭けます。【国の未来に夢中なヒロイン】の姿勢に主人公(作中最高難易度の攻略対象)すら惚れるのです。
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良い男には、それ相応のいい【オンナ】を用意しないとね。