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タイトル:リハーサルのお知らせ 投稿者: ミチル

 こんばんは、ミチルです。
 夏企画の枚数とお題が決まってから、約一週間となりました。
 皆様の執筆は順調でしょうか?
 充実した創作活動を営めると幸いです。
 そんな折に、お知らせがあります。

 7月中に夏企画のリハーサルを行います!

 未完の作品や他のサイトで掲載中の作品など、夏企画本番に投稿予定のないものでしたら何でも大丈夫です。
 また、今回はよりリハーサルが盛り上がるといいなと思い、ちょっとしたイベントをご用意しました。
 『運営が冒頭を用意するから続きを書いてください! 略して、続きお願い企画』というものです。
 興味のある方は、日程の後を読んでくださると幸いです。

 様々な環境下の挙動を知りたいので、多くの方にご協力いただけると幸いです。

 日程は以下のとおりです。

作品投稿リハ 7/13〜7/14
感想投稿リハ 7/15〜7/19
特別賞選定期間リハ 7/20〜7/21
結果発表 7/22

〜冒頭〜
 校門前で、鮫島暁人は逆立ちをして本を読んでいた。
 以前暁人に聞いた所、頭にほどよく血が上り、他の事が考えられなくなり、読書に没頭できるという。
「逆立ちは大変じゃないの?」
 佳奈が話しかけても、暁人はうんともすんとも言わない。
 太陽が照りつけ、蝉の鳴き声が盛大な音楽のように鳴り響く。
 暁人の学ランには、じっとりと汗が滲んでいた。時折、大粒の汗が鼻からしたたるが、本に視線をはわせている。目鼻立ちはよく、スタイルも悪くないが、クラスでは本好きの変態と罵られている。
 通りかかる学生たちの視線が痛い。佳奈は、校門前で読書はやめようと言ったのだが、暁人は聞く耳を持たずに逆立ちをしてしまった。
 暁人が変人なのは知っていたが、限度がある。暁人と恋人関係になってから迎えるはじめての夏。甘い思い出を作りたかったが、付き合いきれないレベルである。
「先に帰ってるね」
 佳奈は軽く手を振ってその場を離れようとした。
「もうちょっと待ってくれ」
 読書中の暁人が声を発した。
 今までにない事であった。その表情は恐怖と苦悶に満ちている。
「もうちょっとで区切りなんだ」

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