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タイトル:今のラノベの流行と噛み合わない私の美学の返信 投稿者: のん

こんばんは。今更かなとも思いましたが失礼します。

>>ラノベの場合は、主人公に匹敵するライバルや主人公を上回る力を持った敵がいると、読者は不快に感じるので、そのようなキャラが登場したら、速攻で主人公に敗れるか、主人公の方が格上であることを示さなければなりません。

 上記のこちら、私は鉄は熱いうちに打てと解釈しました。以下推測です。
 主人公に匹敵、あるいは上回るキャラが速攻で主人公に敗れるんですから、そもそもこの文は矛盾しています。
 となると匹敵、あるいは上回るというのは、事実ではなく作中の第三者から見た意見なのでしょう。

 ライトノベル。中でも小説家になろう様に投稿された小説は、隙間時間の暇潰してとして読まれることが殆どですよね。読者様はその短い時間に爽快感や感動をもとめてページを開きます。
 主人公が葛藤したまま、物語が進まないまま、時間を終わらせるわけにはいきません。例えそのあと面白い展開が待っていても、そこまでいけなければ爽快感は得られず、それまでの時間は無駄となります。

 異世界ファンタジーでも現代の恋愛モノでも、はっきりと敵が出てくる物語は主人公の活躍が求められますよね。
 最初の鉄は熱いうちに打て、というのは、分かりやすい敵を出して読者様の関心をそちらに向けたならさっさと倒して活躍させろ、という解釈です。

 バトルものなら主人公の勝利。恋愛ものなら恋の成就。少女漫画なんかであきらかに魅力的で恋の障害になるようなキャラが出てきたら、実は性格が悪くて...みたいな展開に覚えはありませんか? あれに近いものだと思います。
 主人公を越えるレベルの完璧な女の子をだすと、どうしてヒーローは主人公を選ぶのか? と疑問に思われますし、読者様を納得させるにも、そんな女の子を負かすのは大変ですから、話のメインがそっちになるくらい時間がかかるでしょう。

 以上を踏まえてベアトリクスが一度主人公に勝つことですが。主人公の活躍を求めると、敗北は蛇足です。結局勝つんだから今勝って欲しい、勝つと思って読んでいたのに時間を無駄にした。なんて思われることもあるかもしれません。

 ただ、だからこそ敗北させて読者と主人公に冷水かけてもいいんじゃないでしょうか。上げて落としてで引きずりこめそうな気がします。

 もしくは、ベアトリクスに負けたところから始めると、ざまあモノの流行に乗れるかもしれません。ざまあ要らないですけど。
 不利な状況から始めた方が、上手くいっていたのに落とされるよりストレスが減ってやり易いと思います。

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