(これ創作相談なのか? 元ネタ探しなら知恵袋にでも行ったほうがいいんじゃね?)
荒川弘の創作じゃないの?
だいたい一般的に『治し方を知っているものは壊し方も知っている』は成り立たないじゃないですか。成り立たないというか、治し方を知っていようがいまいが大抵のものは壊せますよね。いまこのレスを打ち込んでいるPCだって物理的に壊すのはその気になれば容易いし、方法も十指に余るほどすぐに思いつくけれど、じゃあ故障したとき直せるかと言われたらブルスク一発でもうおろおろして神に祈るしかできないのが普通なわけで。
人間関係だってそうだよね。壊すのは一瞬。でも関係を修復するのはとても難しい。
一般論として、治すより壊すほうが圧倒的に簡単かつ多彩な方法がありうるんですよ。だから言うほど『奥が深くて寓意にあふれ』ているとも感じないし格言やことわざになるほど汎用性がある含みはないと思う。『治し方を知っているものは壊し方も知っている』なんて、それこそ対象が(どうやっても破壊不可能と思われていた)賢者の石だったからこそ成立し得た台詞でしょう。
既視感を感じたのは、『急がば回れ』的な、一見すると対照的なものを並べた構文が格言にありがちだからじゃないですか?