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タイトル:現実の誰かをモチーフとした悪役の返信の返信 投稿者: ヘキサ

ウルトラマン・仮面ライダー等の特撮のジャンルは該当キャラの末路がネットに流布しているのでそれを見てもらえばいいと思うけれど、それ以外でメタ要素が強いものっていうと、フリーゲームの一部かな。

「ネフェシエル」では、ラスボスはその世界の創造主で、数多いる「魔神」と称される神属性のボスキャラ群のさらに上を行く存在だったけれど。弱点があって、RPGツクールの仕様上装備との属性相性が非常に重要なんだけれど、これが「神属性」ではなく「人属性」だった。ので、攻略方法は人属性の武器でメッタ刺し。

この流れを組む「イストワール」では、ラスボスの幹部「十二悪魔将」の中に、妙な小細工を弄する「”姿なき声”トルバドール」ってのがいるけれど、ストーリー上重要な役割を担っているにも関わらず実力は幹部中最弱、ラスボスと比べるのもおこがましいくらいなんだけれど、ラスボスは(いちおうネタバレ回避のために正体は伏せるけれど)もう「可哀想」としか言えない。トルバドールはラスボスとの対戦中に全体攻撃の余波でいつの間にか消し飛んでるゴミみたいな存在だった。ビッグマウスだけは印象的だったがな……

この流れでいく「魔王物語物語」では、メタ要素がいろいろ散りばめられていて、ゲームクリア後のエキストラダンジョンとかもすごかったりしたけれど。やはり装備に仕掛けがあって、初期に手に入る意外な安い防具「闇夜の錦」の隠しステータス(精神防御力)が高く、対ボス戦ではそれを使うことになったり。名称からして頼りなさげな武器「蟷螂の斧」が実は最強(即死攻撃)だったりと、手が込んでいる。装備の名前が特に捻られていて、物理的な強さよりも、人の想像力のほうが強い世界なんだよ、という感じの世界観だったかな。

ラスボスは「どう強いか・かっこいいか」よりも「どう倒されたら読者が納得できるか」を追求し、そこから普段の性質や言動を逆算したほうがいいと思う。

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