こんにちは、
小説はあらゆる場面で文字を使います。本文を書くときはもちろんのこと、誰かに内容を説明するときも、プロットを書くときも、あらすじも文字で書きます、脳内で考えるときにも文字を使います。
ようはいつもいつも本文を書かなくても、頭で考え続けることでも、小説は上手くなっていきます。
小説を書きたくても書けない。程度にもよりますが、そのような精神状態で無理をしすぎると心の病気になります。もし私だったら、軽めの練習メニューに切り替えます。それはリラックスできる場所で小説のことを考える、ゆっくりのんびりと小説を味わう。たったこれだけです。
努力は推奨できません、ただ単純に、小説を書くのが面白いから続けます。
書くのが嫌いになりそうなら、書かない。
落ち着いて小説のことを考えることができる場所を見つけるところから始めて、定期的にそこに通うようにしましょう。ベンチ、公園、神社、学校の図書室、地域の図書館、街に住んでいるのなら高校生がわざわざ勉強しにくるような穴場の喫茶店だってあるかもしれません。
正直、小説なんて入り口でいいと思いますね。
小説はある日突然、簡単に書けなくなったりします。
だからこそ書くのが面白い楽しいという感覚を大切にしながら、それがなくならないように注意深く観察しつつ、書くのが楽しい面白いを広げていくイメージで、その延長で、ついでに欲張って結果もだす。
あなただけの楽しく書きながら読者数を増やす、スランプが苦にならなくなる仕組みを作りましょう。
これがあるのとないのでは雲泥の差です。
自分なりの勉強法が分かってこれが実践できるようになると、あなたは同じやり方で学校の勉強をするだけで、驚くほど簡単に成績が伸びることにも気付くはずです。
あなたが将来大人になって何かの資格を取るときも、仕事をするようになっても、人間関係や様々な悩みができても。スランプが苦にならなくなる仕組みがあることを知っていて、困ったときはリラックスしながら前向きに考える。成功している人はそれを実践しているだけ、というのを知っているだけで人生は違ったものになっていきます。
・この異常なスランプから抜け出せるのか
集中して考えることができる環境を作りましょう。
私は小説を考えるときに音楽は聞かないので、むしろ耳栓でもいいくらいです。
体調にあわせて練習メニューを考えます。
家が落ち着かないようなら一人になれる場所を探してみましょう。
例えば、なぜ書けないのかという悩みがあれば。ノートとペンを持っていって、ノートに書けない理由を箇条書きにまとめたら、後は時間をかけてゆっくりでいいので、どうすれば楽しく書けるようになるかを考えてみましょう。
人気作にならないから→
どうすれば人気作になるのか→
そもそも人気作ってなんだろう?→
人気とは何かが分からない→
調べよう→
(鬼滅の刃を読んで、全集中の呼吸を最近身につけた)
自分の書きたい作品に人気作の要素を足して書けば、面白くなるのではないか→
(全集中の呼吸をパクって、作中に登場させればいい)
この一滴で物語がどのように生まれ変わるか試してみよう。といった最初は単純な発想から。
悩みの対策を思いついたら、その案や自分がたったいま思いついたことをペンを使いながら、ノートに手で! 文字にしながら書いていきましょう。言葉は思考力に直結します、考えたことをちゃんと手書きで出力する作業は大切です。
・私はそもそも、調子に乗っただけであって、これから書いてもなんにもならないのか
私が12才のころは毎日、大乱闘スマッシュブラザーズばかりやってました。あなたの方が将来有望です!
・アイデアが腐るほどあるのは皆さま同じなのか
現実があるだけなので答え辛い質問です。アイデアはありません、アイデアに対して人の数だけ個性・センスがあるだけです。個性・センスは無限の可能性を秘めています。
・これから、作品は書いていっていいのか
趣味と割り切るのもいいですし、もっと気楽に書けばいいのではと思います。
ただ、上達すればするほど小説は書けなくなっていく、そういうものなので、もうこればかりは諦めるしかありません。小説を書くのはきつくなっていくんだけど、最近ますます書くのが面白くて楽しくなっていく自分が怖い。
という頭のネジが一本抜けている仕組みを作らないと、いずれ長期療養が必要になるか、そのうち書けなくなると思いますというだけの話です。
何かの参考になれば幸いです。