聞く耳持たないかもしれないけど、こちらサイドに勝手に興味があるので一応書いておきます。
言葉がわからないと。
いや、気に入るかどうかは別として言うだけなら簡単。そういうのって昔はぶっちゃけ「男の友情」とか言ったんだよね。あなたの琴線には触れないだろうし、私の琴線にだって触れないし、今時ガチホモよりよっぱど恥ずかしい言葉になっちゃっているけどね。昭和では普通に言われ、平成ですたれて事実上の死後になってしまった言葉ですが、すたれた理由は通俗的な美談にまみれすぎたからです。
平成令和なら何だろう。「相棒」くらいかなあ。
しかし桂香さんが「ガチホモ」という言葉で何かを伝えようとしたように、昔「男の友情」とか言っていた人も言いたいことはあったのだと思いますよ。他に言葉が見つからなかっただけ。
一つの分かりやすい言葉でラベルを貼る行為は便利ではありますが、何かを伝えたいと強く思う人にとっては物足りなく感じられるものです。
だから、「じゃあ、小説でも書いてみようか」ということになるんです。どんな言葉もしっくりこないから、それならじっくり行動を描いて表現してみようかと。人物の行動を読者に見せて「こういうの、どう思う?」と。
それが小説を書く動機のすべてではないでしょうが、大きな一つではあります。
それをやればいいと思うんだけど。
あなたが考える男同士の関係は「何なのか?」なんて迷う必要はなくて。あなたが理想とする男だったら、こういう時どんな行動をとるだろうと考えながら書けばいいのでは?
それともう一つ、前々から興味があったのですが。
男同士の理想の関係みたいなことに妙に魅かれる女性がいるようなんだけど、それってどうしてなんだろう。
いやね、その関係って女同士、または男女関係では成立しないのでしょうか? 男同士にこだわる理由は何なのか、よければ聞いてみたいです。
ちなみに私は男ですが、そういう関係を書くなら女同士か男女関係で書いてみたいと思う方です。男同士はホモだから気持ち悪いという意味ではなく、普通に理想的とイメージされる男同士の関係の話ですよ。
「男にしかわからない」みたいなことを言いたがる男は今でもいるので、そういうのとは一線を画したいという逆のプライドがあるのかもしれません。