ご存知かもしれませんが、youtubeなるサイトで「現代の驚異(modern marvels)」とか「ヒストリーチャンネル」で調べると、技術系兵器系のドキュメントが見られるという都市伝説があります・・・(見ることをおすすめしているわけではありません)。現代(それでも二十年以上前)の技術の紹介が中心ですが、20世紀につくられたものなら最初に数十分ほどその時代でどう作られたかとかどう使われたかなどの内容が流れます。浴室など古代から現代に至るときもすこし近世付近の技術にも触れますし、技術の概要は分かると思います。詳細がわからないかもしれませんが、それなりに量は多いので雑学程度参考に出来るかもしれません。シークバーで20世紀っぽいとこまで飛ばしたり、倍速にしてもいいでしょう、見る場合。
あまり小説を書くことには精通していないのですが、自伝や日記が小説の視点から描くために良い資料になるのでは、と思います。残念ながら20世紀前半の本は範疇外ですが、19世紀前半の本ですが「出稼ぎ石工の回想」という自伝本を読んだことがあります。その人の幼少から大人になるまでおよそまとめられてます。内容の取捨選択の労や厳密なリアリティを追求すれば検証の労、そもそも読む労、ちょっと退屈の労、がありますが、「朝起きて、その人は何をするか」とか「普段なにをしているか」みたいな習慣や、そのなかでどんな道を行くとかどんな思いであったかなどの個別的な知識は比較的手に入りやすいですし、「遠い親戚に預けられ、そこで街を物乞いをさせられ、様々な街を練り歩いていた」とか「ナポレオンの元兵士の放浪者がおなじ境遇の憲兵隊に逮捕されたが、経歴を証明すると意気投合し、町長に紹介してもらって教師として学校を開いた」とかサブ人物のバックボーンとなる情報もちまちまあります(まぁこういうのは検証のしようもないので小説でもいいかもしれませんがね)。こんな知識が書いてあるような20世紀の自伝本とかを図書館で探してみては。