あまくさ様、アドバイスをありがとうございます。
実は、主人公とヒロインの関係性については、私の中で少し固まっており、
ヒロインは、これまでにもその能力故、虚無の陰謀や、それによる悲劇的末路を何度も見てきた。
それ故に、当初は本来の意味の虚無の精神(世の中の全てが虚しく、無意味だという価値観)に捕らわれ、タガの存在しない虚無に対して恐怖を抱き、臆病になっていた。
しかしある時主人公と出会い、見初められ、殆ど強制的に虚無との戦いに協力させられていく。
共にいる事で、少しずつ主人公に惹かれていくヒロインだが、心のどこかで主人公に虚無と戦って欲しくない、死んで欲しくない、という思いから、主人公に協力しきれない時が多々生まれ始める。
虚無を認められず、戦う事を辞めない主人公と、虚無に対する恐怖、現実を知っているヒロイン。
相反する考えを持つ二人は不仲でも嫌いあってもいませんが、完全に思想は統一されていない、
そこに僅かな溝や歪みが生じ、時に危機を呼ぶ事もあり得る。
こんな感じの関係性でドラマを生み出していければ、と思います。
僭越ながら、もしまたご意見を頂ければ恐縮です。
長々と失礼しました。