人魚の話はたくさん出たので、共食いの話を……これはやはり中国がそういうの事欠かないのですが、飢饉の際にお互いの家の子供を交換して……ってやつとかですね。これはつまり極限状態のお話なので、そういうお話が書きたければ不思議ではないし。
あとは、八百比丘尼伝説とかにあるように食うと不老不死になれるとかいう話がその世界に広まっていたら、当然人魚は人間見たら逃げますわな。
何人かの方から出ているように、逆に人間を誘惑して……という伝承も多いけれど、これは溺死事件をそういう妖精・妖怪の仕業として解釈するとそうなる。
あとは、コミュニケーションとれる相手を食うのはどうなのか?という話では、畜産家はこれから解体される牛が涙を流すのを見たことあるとか言ってるし、私の亡父は鶏肉が食べられなかったんだけれど、理由は子供の頃家で買っていたからトラウマになっているので、という話だった。母は安価な鶏肉を避けて料理を作らなくちゃいけなかったからかなりストレスだったみたいだがな。言葉を話せなくてもきつい人もいるし、でも食べる人もいる。
リアルでも捕鯨反対運動とかがあるけど日本人的には鯨肉食べるのなんでアウトなのって感じだし、ヒンドゥー教徒は牛は食べないしイスラム教徒は豚を食べない。
ゲームの話では、人狼ゲームで狼側になると「こいつらはただの食糧」って思わないと生き延びれないので、最初そういうつもりがなくてもそうならざるを得ない、そして村人側はその潜在的な意識を嗅ぎ取って人狼を発見するのもひとつの手がかりになる。
ガープス・ルナルのエルファは部族ごとに崇める守護獣や象徴植物があって、それだけは食べちゃいけない、ってことになっているので、他部族と顔を合わせたらうっかりその禁忌対象を食べてるところを相手に見せたりしないように、というマナーがいちおうあるらしい。とかとか。
ほんとにいろいろです、どんな話にしたいか、かな?