不安だから饒舌になってしまうのかもしれませんね、最初の頃は誰だって自分に才能があるのかとか考えてしまうものですし、応募するにも勇気がいるものです。
創作物へのリスペクトがないなんでもタダで済ませようとする素振りについては、その人の人生の課題なので、私生活のだらしなさから何度もチャンスを逃すことになりますが、ご両親の教育に問題があったと考えて基本的には見守ることしかできません。
小説においては自分で決断できないので肝心なところで人気作にすがる、自分の考えで書けなくなる結果としてブレまくる、という面で作品に影響がでてくると思います。
個人的に気の毒だなと思うのが、今の時代はプロに聞いて教わらないとプロになるのはほぼ無理です、周りがみんなそれをやっているからです。どうして自分よりも下手糞な奴に頭を下げてネットで感想を貰わないといけないのか、新人賞の評価シートだけあれば上達すると考える人達もいるくらいです。
最初の数年だけでもいいのでプロに聞くのはやっておいた方がいいのですが、これは新人賞の評価シートを使えば無料でできることです。
大長編を書きながら本を読み良いなと思ったところはすぐ自分の小説にパクって、自分の武器に変えてしまうならいいのですが。例えば、あまり本を読まずに3年間誰からも感想を貰わない小説を書き続けたとします。
初心者の方が評価シートを貰ってネットで感想を募りながら本を読んで勉強すると、3カ月もあれば3年の人に追いつきます。ちょっとセンスのある人なら2週間で追い越します。
感想を貰わないというのはとても大きなデメリットですが、勇気がいることなので思い切って飛び込むかどうかは本人次第、周りがしてあげれることはあまりありません。彼らはその体験を通して学んでいる最中だと思うことにしています。
これは私が心掛けていることですが、褒めて伸ばしてあげましょう。
ほとんどの人にとって褒められることは一番重要で、プロを目指すとかの話はその次です。裏設定など高い頻度で話してきたら、私だったらアドバイスは求められてないんだなと考えて、褒めて褒めて褒めまくってあげますね。
気持ちよく続きを書かせてあげればいいんですよ。
初心者だろうが執筆歴10年だろうが作品を読めば読者は必ずプロと比べます、執筆歴は関係ありません。プロを目指すと弱点が克服できるようになるまで、何年でも同じことを言われ続けます、その時に自分は趣味だからやりたくないと断ってもいいですが、どれだけ時が経とうができるようになるまで先には進めません。
だからここにはズルはないんです、どう転んだって厳しい世界です。
温かく見守ってあげるのもいいのではと思います。
でも私だったら不満が重なって、爆発するくらいになるなら距離をおきます。
これは職場でも何でもそうです、会わないように工夫します。この時にあいつに負けたみたいで絶対に嫌だという人がいますが、ノイローゼになって病院送りになるよりはマシだよなぁと見ていて思いますが……。
どうしても2人で会うことになっても、個室は避けて、用事を思い出したことにしてすぐ帰ることができるよう必ず外で会うようにします。
めんどくさくなったらトイレに行ってその後で理由をつけて帰ります。それとプライベートには絶対に踏み込ませないようにして、会話も選びます。
怒る必要はなくて、マスクの転売とかも彼らはその体験を通してその結果自分の人生がどうなってしまうのか、愛と幸せについて学んでいるんだなぁ、でいいように思います。