小説って教養で書くものなのかなって、わりと本気で疑問です。
指輪の作者は教養があるから書けたんじゃなくて、すぐれたファンタジーを書いた人がたまたま教養人だっただけだと思うんですよ。
ただの学者に小説なんて書けませんって。て言うか、学者だってちゃんとしてる人は努力してると思うけど、板前だってセールスマンだってちゃんとしてれば努力はしているはずです。それとどこが違うのかと。
幼少期はそれは素晴らしい森の近くで暮らすのもいいけど、その森の近くにはハリポタの作者しか住んでいなかったわけじゃないでしょう? その人たちが小説家にならなかったのは、どうしてですか?
教養があっても留学しても幻想的な森の近くに住んでいても、それで小説が書けるというものでもないですし、どちらかと言うと枝さんの屈折っぷりの方が小説家向きなんじゃないかという気もします。心が真っすぐで建設的なキャラクターばかり集めても物語は面白くなりません。
ファンタジー以外のジャンルに興味はありますか?
例えばラノベ界隈なら、俺ガイルとか幼女戦記あたりはどうでしょうか? 2作ともかなり屈折していますが、それを上手く作品化していて私は好きだったりします。