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タイトル:変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信 投稿者: 大野知人

 微妙に蒸し返すようなことを言いますが。
 俺は根性論だと思いますよ。結局。
 体育家系の人たちが言うところの『やればできる』とは少し違いますが……。

 作家を志す人間の大半は『諦めたらそこで終わり』であり、『諦めねばいつまでも終わらない・夢を追いかけ続けられる』モノだと俺は考えます。

 それに対して、『そういう環境があった人の方が有利だ!』とか『自分はそうじゃないから不利だ!』と羨ましがること自体は自由ですが、結局書かなきゃ何も始まりません。

 確かに、太宰治が書く一年前に『走れメロス』と同じものを書いた人間が居たら文豪に成れたかもしれません。でも、それは仮定でしかない。実際には恵まれた環境もないし、偉大な先達がいるせいでネタにだって困ることも多い。
それでも、我々はラノベを書きたいからここで意見交換をしているのです。

 枝さん、しかさん。「傷ついた心を慰めたい云々」をおっしゃるならここでやるのはお勧めしません。ここにいる人間の半分以上は「大変だったね」をいう事は出来ますが、同時に「そっちの方向でいじけても前に進めないよ」と言う事しかできません。別にKYが群れを成しているわけではなく、ここのサイトそのものが『前へ進みたい人のためにある』からです。

 俺は『現状に不満を言って何とかなる・問題点が見つかる』ならいくらでもいいますが、『何ともならない・改善できる問題点がない』なら、『その悩み方は無意味だ』と言います。慰められたい気持ちはわからなくもないですが、それを望むならここでやるべきではありません。ここは便利ツールではなく『作家になるために前へ進む人が意見交換をして努力する場』です。
 そのうえで、俺は根性論を展開します。恵まれていない環境がある以上、それを上回る量の努力をするしか、方法はありません。他の方法があるというなら、考え方なり、才能なりがあるということで『環境に恵まれている』訳です。
 『諦めなければいつか叶うかもしれない』けど『諦めればいつでも終われる』のが作家志望です。俺個人としてはそこに『作家志望』であることの素晴らしさを感じますが、ただ単に『楽して成功したいと思っていたが無理だった』と言うならやめた方がいいですよ。
 怒りの感情以前に親切心で言います。『環境に嫉妬する』のをやめられない人間は既に『諦めている』のと一緒です。『嫉妬してもどうしようもない』と知らないならまだしも、それを知っていてなお嫉妬するのならそれはただの『諦め』です。根性のない人間にできることは環境が整っていないとできないナニカです。
 なので、俺は根性論を訴えます。やる気がある限り応援しますが、やる気がないならどうしようもありません。『やらなきゃ何ともならないけど、スランプでやる気が起きない』という人間相手なら俺は同情も慰めもしますが、『楽して何とかしたいけど、環境に恵まれない』とのたまうのなら、俺に言えることは何一つない。

 長文失礼。

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