えっと、まず何故テーマのことをテーゼと表現しているのか、という部分が知りたい。
「批判モノ」とあるのでアンチテーゼのことを指しているのだろうか?
でも、だとするとその批判対象は「オスばかりを排除の対象にする「自然の摂理」」とあるので、これは御作の中だけの事ではないかな。
広い視野で捉えると「男ばかりが損をする」という現実を考えて、それを創作表現として「オスばかりを排除対象に~」と表現し、これに対するアンチテーゼを書く。
……という話でいいのかな。
ちなみに余談だけど「男と女でどっちが得か」というアンケートでは男女共に「女性のほうが得」と答えてるらしい。むしろ女性の回答のほうがパーセンテージが多い。
>露骨ではなくやんわりと否定批判皮肉する方法ってありますでしょうか?
テーマ性が強いものをイメージしてる印象なので、そのテーマを正確に理解しないと回答するに難しいですが、
抽象表現や別物に例えてしまうのが最も楽です。
上で少し書いたこととかぶるけど、
「相手である女性を非難する」 → 「女性の象徴を用意して、それを非難の的にする」
だから神様(女神)を非難する敵視するというのは良いと思う。
「自然そのものを批判する」 → 「自然崇拝してる教団が悪さしてて壊滅させる」「自然絶対主義の王国が自壊していく様子を書く」
こんな感じ。
終盤で「女神を殺す」とあるのも、ようは「否定」の表現でしょう? それと同じことをすればいい、という回答です。
うーん、まあ、でも。
展開を思いついているのなら、別にソフトにしなくても良いような気もする。
ガンガン批判してダイレクトに否定して、それが面白いよね、って場合もあるわけだし。
やるなら突き抜けてやりすぎるくらいで丁度いいんじゃないかな。
内容面で疑問を挙げると、
オスを競争させるために強制バトルロワイヤルってことは、主人公の敵になる対戦相手は同じ「オス」だよね。
そこで女神やメスに対する憎悪は書けるけど、対戦相手はあくまでオスになるから、でも敵として「批判の対象」になるのはメスを想定してるわけで、これは表現として成立しにくいと思う。
メスに対する批判の展開をはじめたらバトルロワイヤルしなくなっちゃうんじゃないかな?
メスや女神が敵なら、主人公はオス相手にバトルロワイヤルする必要ないよね。
強制性があるとしても、主人公の目的はバトルロワイヤルから抜け出して女神を倒しに行くことになるわけだから、そもそもバトルロワイヤルで行う展開は「メスに対する批判」ってテーマにほとんど関係ない、カスってはいるが、という感じじゃなかろうか。