>ここに何度も質問しているため、質問しづらいわさびです。
質問しづらい空気を作っちゃった人なので、少しでもお役に立てればと思いまして……
>タイトル通りです。良さそうな設定をメモしていっても、肝心の物語にはあまり関係のないものです。
最初は仕方ない……としか思えない。私も、どういう設定が「絶対に必要」か判断するのにはかなりかかったよ。
でも、ヒントとしては、現実世界の履歴書かな。あれを見る採用側の気持ちになってみて。人事はあれでその人がどういう人生を歩んできたのか、どういう能力をもっているのか判断するんよ。そして面接で必ず聞かれる「志望動機」も大事。これが合わない人は「他社へ行ったほうがいいんじゃないかな」と判断されるわけだから。
>また自分の中で強いこだわりがあり、お気に入りのキャラクターは強いほうがいいという中二病を発症しています。それも収拾がつかない一つの要因です。
私は中二病は悪いことだと思ってないんだけどな。むしろ高二病(リアリティを追求しすぎて中二病をことごとく否定する)のほうが問題だと思うし。主人公が強いのはいいことじゃん、敵倒せないほうが問題だって。
> 最初にプロットを決めて、肉付けしていってプロットがおかしいと感じ、またやり直したりということをやっています。
しっかり物語を進められるプロットかどうか判断するのも、けっこう難しいもんね……最近は「ログライン」という、「誰が何をする話か」を一文で表したものを重要視することが多いし「一行コンセプト」という「何を読者に楽しんでほしいのか」も重要視される。この二つが決まってると自信が持てるよ。
>ちなみに水戸黄門のパロディで習作を書いて?と仰られたことがあり、既存の好きなキャラクターでやろうとしても、できないというかやる気が起きない状態です。
水戸黄門はねえ……王道テンプレで確かにいいお手本なんだけど、あれは本当にレベル高い脚本なんよ。王道テンプレ推奨派の私でも、あのレベルに到達するのはまだまだ、畏れ多くてラストの悪代官みたいに平身低頭しちゃいそうになるもん。
>現代日本の書きやすいようなオリジナルものも、途中まで書き上げたんですが、完結できませんでした
最近完結直前でよく止まる、という話を他のスレで書きこんできたところなので、とりあえずはじめを書き出せない、という状況が打破できただけで一歩進めたと喜んだほうがいいと思う。
すこし短編集などのオチに注目するのがいいかもね、どういう結び方をしているのか。ちなみに、一人称の場合は「視点人物の気持ちがこういうところに落ち着いた」という記述で締めくくるのが無難だと思ってる。主人公の気持ちが『終わった』と感じたらその物語が『終わった』になるってこと。私がよそで「視点大事に」と言ってるのはここに関係していて、主人公視点でその心境に到達できないまま、他キャラの視点に目移りして未完になってる人が多いから。
以上、参考までに。