すげぇな。俺プロットなんか練ったことないよ……。
という冗談は置いておいて。
正直、人によるかもしれませんが『プロットは守れないことが多い』です。あんまり細かく詰めない方がいいと思う、うん。
書く作品の構成の仕方にもよるんだろうけど、『書いてみないとわからないことが多い』です。『俺そんなことしねぇよ!』って言われるかもしれませんが、文章書いているうちにキャラの設定がいまいち活かしきれないなと思ったり、プロット段階で思ってたより冗長になってたり、逆に『この時点で前提として知っておいてほしい設定』がどこにも書いてなかったり。プロットを詰めすぎると、『不自然な文章』になることがあると考えます。
正直、工程としては。
①『こういう作品を書きたい!』とか『こういうシーンをラストでやりたい!』とか考える。
②上で考えたことをベースに、ざっくりと『起承転結』でどのシーンで何をするか決める。(一項目五つづつくらい)
③『起』『承』『転』『結』それぞれを、どれくらいのシーン・どんな内容にするか考える(1シーン・三項目くらい)。
④一回書いてみる。で、納得いかないところは直す。
⑤どうしても納得いかなかったら①に戻ってやり直し。
人にもよるんだろうけど、『最初からイイモノを作れる』訳はないっす。『作り上げては壊して、また作って』を延々繰り返すつもりで、自分が妥協できると思ったら完成です。
誰かが言っていたことですが、『アイデアという資源は無尽蔵ではない、いつか枯渇する』らしいです。プロット練る段階でアイデアを使いすぎると、作り直せなくなります。『俺は一発で完成させてやるもんね!』と言うなら止めはしませんが、そんなにプロットを詰めなくても、ゆっくり着実に作っていけばいいと思いますよ。