詳しくご回答いただきありがとうございます。
作品ごとにさまざまな方法があるとは思いますが、現代の常識や歴史を共有していなくても、まったく共通性がない世界ではないということや、序盤以降の自由度の高さに魅力があるということだと理解しました。
確かに見たことのあるもので思い出すと、存在はしないものの、どういうものかわかりやすい小道具や環境の想像しやすい場所、あるいは追跡と逃走といった比較的起きていることが分かりやすい要素によって工夫されていた気もします。
また「歴史を共有していた方が分かりやすい」とはいえあまりにテンプレすぎれば興味をそそらないところを考えると、結局なんでも面白い冒頭なら深い内容を手短に伝える必要もありそうで、(そのレベルでないのでわかりませんが)どの設定でも、おそらくその難度というのは似たり寄ったりのところで、確かに「作者の腕次第」というのも納得できました。
ついでに
>「説明の長い騎士物語」か「(背景情報がないため)情報の薄い騎士物語」になるだけ
というのはハイファンタジー一般ではなく「自分がやるとそうなりそう(というかなった)」という意図で書いたつもりでしたが、出来上がりを見るとハイファンタジー一般に言ってるようで、ちょっとギョッとする感じだったのでここに訂正いたします。一応ハイファンタジーでそうなってないものはたくさんあるのは知ってるつもりです。
改めてご回答ありがとうございました。