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タイトル:キャラのセリフの差別化が出来ません。どうしてもセリフが淡白になってしまいますの返信 投稿者: t

漫画などは情報としてまず”絵”から入ってきます、小説は文字だけです。
台詞だけを読んでもキャラが何をしているかで精一杯で、例としてあげられているような、熱血やクールだとかを台詞だけで伝えるのはよほどセンスでもないと、大変です。

例としては
「よお主人公(名前を呼んでいる)、気持ちのいい朝だな」
「教室入って朝からお前の顔は見たくなかったわ」
「ちょっと待て主人公。お前どこに座ろうとしている、そこは〇〇さんの席だぞ」
「おおっとすまんすまん、実は昨日△△があってな」
「なんだよ親友であるこの俺も誘ってくれよ、俺がその時間何をしていたと思う?」

みたいな……。
台詞で状況全部説明しようと思っても、読者はなんのこっちゃとなります。
教室で挨拶したとか、違う席に座ろうとしただとか、△△があっただとか。話を追うのに精一杯で、キャラが熱血かクールかまで手が回りません。
こうなると台詞が淡泊に思えてきます。
なので解決策の一つとしては、台詞ではなく地の文の方で、誰かどんな人間かを先に言っちゃいます。


→クラスLINEでたびたび名前があがるわけだが。迷惑系熱血男と小中高と腐れ縁の俺は、人生リセットしたい。美少女とそいつマジで交換できねーかな。
「よお主人公、気持ちのいい朝だな」
「教室入って朝からお前の顔は見たくなかったわ」

少し難しい言い方になるかもしれませんが、
台詞だけでは限界があるので地の文も組み合わせながら、主人公のフィルターから見て彼なり彼女は、熱血やクールだということを最初に伝えるやり方が、まぁよくあるかな、たまにあるかな作者の好み次第です。
台詞相手がどんな人物かを読者が分かっていない段階で、
それっぽいことをたくさん書いても大体スベります。

台詞の個性をだすために、もっと圧力をかける方法はたくさんあるのですが。
漫画になりますが斉木楠雄のψ難で、
熱血キャラがいたらそれが熱血であることがちゃんと読者全員が分かるような、表現がされているかなど、参考になる部分が多くていいのではと思います。
あとは単純に面白い漫画です。
斉木楠雄がどのタイミングで独白を挿入しているのか、それと内容に注目してもらえたらと思います。

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